株式会社神戸万吉商店は下仁田町の地場産業である、こんにゃくと桑の葉で豊かなライフスタイルをご提供します。

コンニャク原料の製造販売事業は、弊社のコア事業です。
50年以上のあいだ培ってきた、コンニャク粉の製粉加工技術は全国のコンニャク製造メーカーで支持され、コンニャク芋やコンニャク粉などの原料供給を年間を通じて行っています。

コンニャク原料の中でも、年間供給が難しかったコンニャク芋の供給体制を整えました。収穫のタイミングを調整することで収穫期（10月〜12月）以外にも、翌年3月までと9月からの生芋の供給が可能です。また夏季は冷凍貯蔵したコンニャク芋を供給しています。
また、生産農家のコンニャク芋貯蔵技術を活かして、夏季でも生芋の供給が可能となりました。

今後の製品・技術開発は、平成24年よりスタートした、こんにゃく1.0構想と、KONJAC2.0構想の2つの構想を軸として展開しています。

こんにゃく1.0構想では、コンニャクの美味しさを追求します。
美味しいコンニャクのために、コンニャク芋の栽培方法について検討したり、コンニャク原料の製粉方法を検討して製造メーカーへ美味しいコンニャクの原料を供給します。また、全国に手作りの美味しいコンニャクを広める活動も行ってゆきます。小学校などの食育活動や商工会・婦人会でのコンニャクの手作りをお手伝いします。
−コンニャクの作り方についての詳細はお問い合わせください−

KONJAC2.0構想では、コンニャクの用途拡大を追求します。
コンニャク原料（コンニャクグルコマンナン）の性質を活かした食品の開発や、食品添加剤としての利用用途を検討し、製造メーカーへ新しい食品原料を供給します。すでにコンニャクの不可逆性の性質を利用して、2型糖尿病病者用食品や、ゼリー、ドレッシングなどの製品が開発されています。また食品添加剤として麺類の伸びを抑えたり、パンの保水性を向上したり、畜肉・魚肉製品などに利用されています。
−コンニャクの利用方法などの詳細はお問い合わせください−

• コンニャク原料　製品リスト

世界一の技術を誇った養蚕技術を次世代へ継承するために、平成14年より桑の栽培を開始しました。弊社の強みは、食べるための桑の葉を苗から栽培を開始したことろにあります。

養蚕用として使っていた下仁田町の遊休桑畑の桑はすでに樹齢が30年以上経過しており、葉が硬く加工用としては向いているとは言えませんでした。弊社で栽培している桑はまだ10年と若齢で柔らかい葉を収穫することが可能です。また、栽培方法も平成14年に有機JASを取得し、健康的な桑を環境と調和できるように栽培しています。25アールから始まった桑の葉の栽培は、現在5か所の圃場で約2ヘクタールまで拡大し、年間15トンの有機桑の葉を収穫しています。

平成18年より加工を開始しました。

桑の葉の有機栽培を開始し生産体制を整え、平成18年には有機JAS認定製茶工場を新たに整備し、桑の葉の加工を開始しました。

この製茶工場へはどの圃場からも10分以内で到着できるため、原料収穫後の劣化が抑えられ、桑の葉の雑味を抑えた高品質の有機桑の葉加工食品の製造が可能です。弊社のこの生産加工システムは「有機桑茶の製造に関する技術」として、平成20年にぐんまの1社1技術として認定されました。

• 桑の葉加工食品　製品リスト